スタッフブログ

イクメンプロジェクト推進①

現在、新潟南福祉会では男性職員の育児休暇取得率向上に向けた取り組みを促進しております。法人全体では定期的に『育児世代職員交流会』や『働きやすい職場づくり委員会』を開催しES改善をバックアップしています。とはいえまだまだイクメン休(男性職員の育休)取得するにあたっての職場風土の醸成や職場環境づくりは発展途上なのも現状です。イクメン休が社会全体をより豊かにする、企業・職場にも良い影響が生まれる、成果ある取り組みと認知されている中で、イクメンとその家族のように新潟南福祉会も健やかに成長し育児休暇取得を促進して参ります。

以下にイクメン休取得者の感想を原文のまま転記しますので、今後イクメン化を目指す方々の参考になればと思います 😀


2か月間の育児休暇を取得して

デイサービスセンター西川所属 生活相談員

 

2020年の6月に子供が生まれ、3週間ほど経った7月1日から8月の末までの2か月間、育児休暇を取得しました。

仕事から離れ、自分もしっかりと育児に関わりながらの生活が始められることに、当初は不安と喜びが半分半分といったところでした。

実際に、子どもを丸一日みることを毎日続ける…という経験が出来たのは、自分にとってとても大きなことだったと思っています。仕事の休みの日に子守りをするのももちろん大変なことですが(今はこれで苦労しています)、来る日も来る日も家の中でおむつを替えてミルクをやって寝かしつけて…という繰り返しをするのは、子どもと過ごせる幸せもありながらも、何とも言えぬ閉塞感を覚えました。

さらに、うちの子どもは妙に発達が良くて体重が人一倍重く、成長曲線をはみ出し続ける始末。夫婦ともに、肩・腕・腰に湿布を貼りながら抱っこを続けたものでした。

2か月間、こうして色々の苦労を夫婦で分担できたのは家庭の平穏の一助にもなりましたし、育児の大変な部分を自分がしっかりと実感できたことも、自分の中の価値観の物差しのようなものを増やしてくれたと思っています。

何より単純に、どんなに苦労があっても子どもはやはりかわいいものでした。日々成長していく顔や体格、出来ること、喜ぶ遊び、飲むミルクの量などなど、まとまった休暇をいただくことで、つぶさに観察できました。本当に貴重な2か月間だったと思います。

今回育休を取るにあたっては、職場全体からの強いバックアップももらうことが出来ており、非常に心強く感じられました。2か月ぶりの職場復帰には不安もありましたが、会社からのフォローのおかげでその期間は大きなトラブルもなく、スムーズに仕事に戻ることが出来ました。

2021-02-17 | Posted in スタッフブログ, 介助員Comments Closed